共済団では建設共済保険事業の他、建設業の発展に資するため、育英奨学事業等の共済事業を実施しておりますが、新たに建設業における労働災害の防止等を目的に「労働安全衛生推進事業」を実施します。建設共済保険のご契約者の皆様は、本契約更新時よりこれまでと同様の掛金率に基づく掛金で同事業をご利用いただけます。
建設共済保険の掛金は、次のとおり保険事業と共済事業に充当します。
(1) 掛金全体の82%を保険料相当分として建設共済保険事業に充当します。
(2) 掛金全体の18%を共済事業相当分として労働安全衛生推進事業、育英奨学事業、一般助成事業に充当します。
① | 現場の安全衛生環境整備のための物品の頒布 | ||||
▶ 年間掛金及び加入年数に応じた安全衛生用品の頒布 | |||||
・ | 年間掛金は前年度の年間完成工事高契約及び関連事業契約の掛金の合計額に、年間完成工事高契約の更新申込書の出力日の前1年間に確定した甲型共同企業体契約の掛金を加えた合計額になります。 | ||||
・ | 安全衛生用品は契約が成立した翌月に本用品を取り扱うミドリ安全(株)から配送します。
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② | 女性の就労環境向上のための助成 | ||||
▶ 女性の就労環境向上に要する費用(現場の女性専用トイレの導入及び女性専用更衣室(ロッカー付)設置の費用)に対する助成 | |||||
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平成28年度より、労働安全衛生推進事業の一環として、女性の建設業への入職を図るため、現場で女性が働きやすい環境の向上を促進することを目的とした現場の女性専用トイレ設置に対する助成事業を実施しております。令和2年度より女性専用トイレ助成に加えて、ロッカーを有する女性専用更衣室設置についても助成対象となりました。 「助成申請書の印刷」から申請書を印刷してご利用ください。 申請手続き及び添付提出書類については、助成対象毎に助成申請書に必要事項をご記入のうえ、以下の(1)~(4)に定める書類を添えてご提出ください。なお、申請は原則として「女性専用トイレ」または「女性専用更衣室」を設置した年度(4月~3月)内となっております。
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③ | 現場の安全衛生の推進に積極的に取り組まれた方への表彰 | ||||
無事故現場の安全指導及び模範と認められる方を表彰し、同意を得て所属企業名、氏名を共済団のホームページで「安全の守り手」として永く顕彰します。 | |||||
④ | 現場の安全衛生水準を向上させるための 地域に開かれた教育訓練施設等の新設、改修に対する助成 |
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⑤ | 労働安全衛生に関する講習会の開催 |
建設共済保険において保険金の支払いのあった被災者(死亡及び障害1~3級・傷病1~3級)の子に対して、要保育期間及び小学校から大学までの在学期間中、返済不要の奨学金を継続して給付します。
建設関係団体の実施する建設業の担い手確保・育成等の社会貢献、公益事業活動に対して助成を行います。